毛利志満が育てた近江牛

ルビーのような赤い光沢と柔らかな繊維、見事なまでに均等に入ったサシのバランスは、まさしく芸術品と呼ぶにふさわしい逸品。食べた瞬間、とろけるような食感と芳しい香りを体感することができ、ゆっくりと噛みしめると甘味を帯びた肉汁が弾け、心を満たします。そんな上質な近江牛料理と共に至福のひとときを過ごしてみては。



名物「石焼」やステーキ、すき焼きで近江牛を味わい尽くす!

阿蘇の花崗岩からなる石で近江牛をおいしく焼き上げる「石焼」(9,240円~)は『毛利志満』の名物!ヒレはステーキのみ、ロースはステーキor焼きしゃぶorステーキと焼きしゃぶの相盛の3パターンから選ぶことができます。
他、「すき焼き」(9,240円~)や「しゃぶしゃぶ」(9,240円~)、料理長おまかせの牛肉尽くしのコース料理「雅会席」などハレの日や接待にもふさわしい御膳メニューも豊富にラインアップ。シェフが織りなす近江牛肉の美を味と見た目、香りなど様々な方向から体感することができます。「ローストビーフ」(2,200円)や「牛ゆっけ」(2,200円)、「牛とろ寿司」(1,100円)など一品料理も充実。
日本酒や焼酎、ワインなどアルコール類も豊富なので、料理とのペアリングを愉しむのも面白い。『毛利志満』の味を自宅でも楽しめるお持ち帰りメニューも注目!肉厚のステーキをメインとした「ステーキ弁当 」(3,240円)や厚切りのステーキをご飯の上にたっぷり乗せた「ステーキ重弁当」(2,700円)、レストランで人気の焼肉定食をイメージした「焼肉弁当」(1,620円)など、特別な日に食べたいお弁当が揃います。
「毛利志満牧場」にて愛情込めて育てた近江牛

「毛利志満牧場」は、古くから江州米(近江米)の産地として知られる滋賀県の湖東地域にある。鈴鹿山系より琵琶湖に注ぐ愛知川・日野川・野洲川の三河川流域の中心に位置し、清らかな水と二毛作による豊富な穀物資源に恵まれ、盆地特有の気候条件とともに牛の肥育に適した環境。
自家肥育牧場では、昔から代々伝えられてきた血統や肥育技術を守り、目利きし厳選した仔牛を移入している。牧場では、2年間の肥育期間をかけて、牛がリラックスして生育できる環境づくりに励み、月齢や発育状況に応じて飼料を個別に調合するなど、常に一頭一頭の牛に寄り添いながら育てている。
味、香り、柔らかさ、満足感、すべてにおいてトップレベルを誇る毛利志満は贈答品としてもぴったり。
作家・小嶋太郎氏が制作した布引焼のレリーフが美しい

2階建ての店内。1階の広々としたレストランは、カジュアルなテーブル席で予約なしでも気軽に食事が楽しめます。売店もあり、レストランで味わった上質なお肉を店頭で購入することも可能。レトルトの近江牛ビーフカレーなど、お土産にもぴったりな毛利志満オリジナル商品が多数並びます。ショーケースに出している以外のお肉の用意も可能だそう。ところどころに生けてある花は、近江季節を感じることができます。


また中庭に面した廊下には、この空間のために作家の小嶋太郎氏が制作した布引焼のレリーフを展示。布引焼は滋賀県東近江市の創作陶芸で、「七彩天目」と呼ばれる独特かつ豊かな色彩が特徴。うつくしい色彩で、しずかなびわ湖に浮かぶ有人島・沖島を幻想的に描いています。2階は、特別な日や接待などに使える完全個室や宴会など大人数の集まりに利用できる大広間など。1階同様、2階大広間のエントランスにも小嶋太郎氏による布引焼のレリーフ「八幡堀(はちまんぼり)」が展示。
八幡堀は、かつて豊臣秀次が八幡山城を築城した際に琵琶湖と市街地をつなぐための水路として造ったもの。現在は近江八幡市旧市街の観光資源として、地元の方や県外の方にも親しまれています。