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島内全体に広がるアート作品の数々

1996年からアートによる島おこしに取り組む佐久島では様々なアートイベントが随時開催されています。地図とスタンプシートを持って、島中に散りばめられているアート作品を探しながら島巡りができる『佐久島アート・ピクニック』では、海沿いから森の中まで自然と調和したアート作品を楽しむことができます。記念撮影ができる顔出しパネルや、空き家となった古民家を一軒丸ごと使用したものなど、20種類以上の常設アートが展示されています。
特に海沿いに佇む、西集落の黒壁をモチーフにしたアート作品「おひるねハウス」から臨む海辺の風景は絶景そのもの!アート作品のモチーフとなっている佐久島のアイドル、ヤギの「ビリー」に会いに行くのもオススメです。


また大正5年頃に、アートの力で失われた祠をリノベーションした『アートな弘法巡り』では、88ヶ所を巡るプチお遍路さんを体験することができます。こちらにもスタンプラリーがあり、島中を巡りながらアートだけでなく歴史を学ぶことができます。他にも期間限定のアート作品も展示されているので、年中通して楽しめること間違いなし。アートを通して、佐久島の自然・歴史を堪能してみてください。
自然あふれる島で、心も身体も癒される


自然豊かな佐久島では、四季折々の野花や草木、里山に棲む生き物たち、海辺の動植物を一度に楽しむことができます。オススメは島の左側に位置する『白山社』と「三河湾の黒真珠」と呼ばれる西地区の『黒壁集落』です。
『白山社』の参道には毎年12月頃になると、まるでピンクの絨毯を敷き詰めたような美しいサザンカの道ができ、山の中に咲き誇るサザンカと相まって幻想的な風景が広がります。
また『黒壁集落』は、佐久島で最も印象的な風景の1つといわれています。集落自体が迷路のように入り組んでおり、細い路地の両側には黒く塗られた家屋が並ぶ様は、風情がありどこか懐かしさを感じさせます。もしかしたらこの島に棲む猫にも出会えるかもしれません!

その他にもツバキ・ハマダイコン・ヤマザクラ・アジサイ・ヒガンバナなど年中通して、島内中に美しい花が咲き誇ります。自然の魅力が詰まった佐久島で、時間を忘れてのんびりと歩きながらネイチャー探索をするのも良し、島内のレンタルサイクルで島の風を感じながらサイクリングするも良し。佐久島は心と身体を癒せる島です。
三河湾ならではの食材を使った美味しいグルメ


アートや自然だけでなく、グルメも魅力がいっぱいある佐久島。島で味わう佐久島グルメは絶対抑えておきたいポイントです。アサリやタコなど三河湾の新鮮な海の幸だけでなく、島の気候と豊かな土壌で育てられたとれたての瑞々しい島野菜も美味しいんです。離島ならではの美味しい食材を、がっつり堪能したいなら宿泊して宿の料理を堪能する、気軽に楽しみたいなら食堂やカフェで楽しむ。このように様々な楽しみ方ができるのも佐久島グルメならでは。
その中でも名物のタコしゃぶは、海の幸と島野菜を同時に楽しむことができる絶品料理、佐久島に訪れたら必ず食べてほしいグルメの1つです。(宿 要予約)
他にも大アサリ丼や新鮮な魚介を使った天ぷらなど伝統的な料理をいただける食堂から、佐久島で採れる魚介類を使ったオリジナルハンバーガーや和菓子、インスタ映えのオシャレなカフェランチまであるので、老若男女楽しむことができます。もちろんワカメ・ヒジキ・干物など佐久島ならではの美味しい食材やお土産を取り扱う島の駅もあります。魅力的なグルメがいっぱいの佐久島を訪れる時は、お腹を空かせていくとGOOD!
日帰りでも宿泊でも楽しめる離島!
朝から晩まで佐久島を楽しみたい人向けに旅館や民宿もあります。活きの良い魚介を使った料理が自慢の、日本一新鮮な朝ごはんが食べられる宿『ゆきや』では、1日2組限定の定置網漁体験で朝食バーベキューが楽しめます。
他にも様々な魚介料理を楽しめたり、佐久島ならではのレジャー体験ができる旅館・民宿があるので、好みの場所に宿泊するのがオススメです。
もちろん佐久島を日帰りでも楽しむことができます。愛知県西尾市の一色港から渡船が出ており、大人片道830円、小学生片道420円で、20分ほどの船旅で到着します。
また佐久島は西港と東港の2つ港があり、目的地があればそれぞれの場所に近い港で降りることができます。日帰りでも宿泊でも楽しむことができる魅力あふれる佐久島に訪れてみてはいかがでしょうか。