【琵琶湖博物館】 日本最大の湖「びわ湖」のすべてを感じるミュージアム
- PREFECTURE
- 滋賀県
見るだけでなく、さわったり、においをかいでみたりして、びわ湖の自然や生き物、暮らしについて、五感で体験できる多彩な展示を楽しめます。数えきれない発見に出会いに行こう!
滋賀県草津市下物町1091
一般(企画展示)300円
大学生(常時展示)450円
小学生・中学生・高校生・18歳未満(常設展示)無料
高校生・大学生(企画展示)240円
小学生・中学生(企画展示)150円
※料金その他施設内容は掲載時の情報です。最新の情報は公式ホームページをご覧ください。
淡水の生き物と環境、人々の暮らしを感じよう!


まず「A展示室 湖の400万年と私たち~変わり続ける琵琶湖~」では、化石資料などの地学標本で、昔の琵琶湖をリアルに再現しています。その中でも約200万年前の琵琶湖を再現したコーナーは、ジオラマの中を歩くことができ、大昔にタイムスリップしたような感覚を味わう事ができます。
次に「B展示室 湖の2万年と私たち~自然と暮らしの歴史~」では、近江の自然と人のかかわりの歴史が「龍」のメッセージとともに、実物資料を通じて展示されています。その中でも、滋賀県がほこる木器や漁撈用具のコレクション展示では、豊富な実物資料を披露しています。AR(拡張現実)コーナーでは、タブレット端末やスマートフォンを通して、湖を帆走する丸子船と江戸時代の湖の周りの風景をご覧いただけます。


さらに「C展示室 湖のいまと私たち~暮らしとつながる自然~」では、私たちの生活・琵琶湖・生き物の「つながり」を、ジオラマや実物標本を通じて読み解くことができます。その中でも館内には昭和30年の暮らしを再現した農家があり、現在との生活の変化が実感できます。また展示室中央の生き物コレクションは、多数の実物標本を展示し、琵琶湖と集水域の生き物の多様性や美しさを表現しています。

最後に「水族展示室 湖のいまと私たち~水の生き物と暮らし~」では、国内最大級の淡水生物の水族展示で、琵琶湖の生き物と人との関わりを紹介しています。琵琶湖や滋賀県の河川にすむ、在来の魚のほぼ全種類を含む100種類以上の水の生き物と、様々な湖魚料理や食文化を伝える湖魚店などが展示されています。普段はなかなか見ることがない琵琶湖の中、川の中の世界をぜひ楽しんでください!
子どもと大人が楽しむ体験と発見の場「ディスカバリールーム」


「ディスカバリールーム」は、「博物館の入り口」として、五感で学び発見することのできる体験型の空間です。小さな頃から博物館を楽しく使ってもらうことで、将来の博物館ファンが増えること目指しているそうです。「見つけてみよう-生き物のかたち-」のコーナーで生活に身近な生き物をじっくりと観察したり、「聞いてみよう」のコーナーでは動物が出す色々な音の仕組みを聞いてみよう!他にもザリガニになってみたり、本物の化石をさわって確かめたりすることができます。


また「おとなのディスカバリー」は、大人も楽しめるリアルな知的空間です。昆虫や鳥類をはじめとした動物や植物、鉱物などの多種多様な標本を手にとって、顕微鏡で拡大して、じっくりと観察することができます。
屋外で身近な自然を、観察してみよう!

琵琶湖博物館は、湖が目の前に広がる最高の立地にあります。屋内展示室のあとは、本物の琵琶湖の風を感じながら、屋外展示の森を歩いて、広大な琵琶湖の風景や、森の植物や動物を目の前で観察してみてはいかがでしょうか?
「生活実験工房」には再現された少し昔の家があり、自然と関わる暮らしを体験できます。琵琶湖にゾウがいた、約180万年前の森を再現している「太古の森」や、縄文時代や弥生時代を再現した「縄文弥生の森」など見どころはたくさん!
また子どもも楽しめるよう「びわこはくぶつかん 森の探検マップ」があります。地図を見ながら「世界一大きくなる木」や「縄文人の大好物」などたくさんの見どころを探してみよう!
観察会や見学会に参加してみよう!

観察会・見学会・セミナーなど、イベントが随時開催されています。
「わくわく探検隊」は子どもから大人まで楽しめるイベントです。生き物を観察したり、標本箱を工作するなど毎回異なる内容が魅力的です。多彩な体験を通じてびわ湖の自然や生き物、暮らしについて、楽しく学べます。
また、小さな子どもと保護者の方を対象に、「ちっちゃなこどもの自然あそび(ちこあそ)」が毎月1回開催されています。博物館の森の中でゆっくりと過ごしながら、五感で触れて、楽しんで、自然の面白さを体験する遊び場です。
他に生活実験工房の施設や水田を実際に利用する体験プログラムもあります。「田んぼ体験」では、昔ながらの農家の暮らしや生活、農作業に触れたり、田園空間の生き物について学べます。
それぞれの申込方法や詳細情報はホームページをご覧ください。
※撮影:琵琶湖博物館