【半田赤レンガ建物】歴史とロマンを感じる、知多半島のランドマーク
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また、明治時代に建てられたレンガ建造物としては、日本で五本の指に入る規模を誇ります。ビール工場の遺構としても現存数が極めて少ないため、貴重な建造物であり、国の登録有形文化財、近代化産業遺産に登録されています。
建物の中には、赤レンガ建物とカブトビール誕生の歴史を紹介する常設展示室、復刻したカブトビールと美味しい料理が楽しめるレストラン、来館の思い出となるグッズや半田・知多地域の名産品を取り揃えたショップなど、見どころがたくさんあります。
愛知県半田市榎下町8
CONTENT
本格ドイツビールづくりに挑戦した先人たちの、歴史と情熱に触れる
『半田赤レンガ建物』は、ビール工場として安定した温度や湿度を必要とするために、現在ではほとんど例を見ない、中空構造を持つ複壁や多重アーチ床など、極めて特徴的な構造をもった建物です。
常設展示室では、建物はじめカブトビール誕生の歴史を、模型・映像・当時の写真等でご紹介しています。
カブトビールは、明治時代に本格ドイツビールの製造を目指して作られ、大手4大ビールメーカーに果敢に挑戦した半田生まれの幻のビールです。
明治33年(1900年)パリ万国博覧会に出品し金牌を受賞するも、日露戦争後の景気後退により、ビール業界も大きな影響を受け、再編が始まります。カブトビールも社名変更を繰り返しました。その後、太平洋戦争により工場は閉鎖され、カブトビールは時代の流れを受け、幻のビールとなってしまったのです。
2005年(平成17年)、カブトビールが復刻発売されることとなりました。明治期のビールを忠実に再現することを意義とした復刻カブトビール。およそ半世紀ぶりの発売は3000本限定でおこなわれました。
2016年(平成28年)7月、大正期のカブトビールの復刻に成功。現在では2種類のカブトビールを楽しむことができます。
地方都市・半田から一流ブランドを目指しカブトビールを造り、売り、甦らせた情熱の物語を、建物をゆっくり見学しながら感じてみてはいかがでしょうか。
カブトビールを楽しむ ①「学ぶ・カブトビールツアー」
展示物だけでは伝わりきらない『半田赤レンガ建物』の魅力を最大限に知ることができるガイドツアー、「カブトビールツアー」が用意されています。『半田赤レンガ建物』とカブトビールの歴史・見所について、ガイドスタッフがこぼれ話を交えながら分かりやすく解説・案内します。
当日、気軽に参加できるベーシックプランの他に、試飲・おつまみ・お土産がついた充実プラン(予約制)もあります。料金その他詳細は公式ホームページをご確認ください。
カブトビールを楽しむ ②「味わう・贈る」
カフェ&ビアホール「Re-BRICK」では、復刻した生カブトビールと美味しい料理をゆったりと楽しんでいただけます。赤レンガに囲まれた歴史を感じる空間の中で、明治・大正の生ビールを味わうことができます。ビールには、地元産ソーセージを使った「ジャーマンプレート」や、カブトビールに漬込んだ「知多和牛のローストビーフ丼ランチ」がよく合います。スイーツならトッピングのクッキーや琥珀糖もmade in 半田にこだわった「赤レンガ琥珀ソフト」、昔懐かしい和菓子「シベリア」などがおすすめです。
ショップでは、人気のカブトビールをお持ち帰りのお土産用としてお求めいただけます。カフェ&ビアホール「Re-BRICK」にて提供されている「半田赤レンガカレー」のレトルト商品もお土産におすすめです。
その他、ご来館の思い出となるグッズや半田・知多地域の名産品も数多く取り揃えられています。知多半島ならではの豊かな海・里から生まれた品々や、醸造のまちと呼ばれるこの地域とっておきの醸造元の品々もラインナップ。ぜひショップにもお立ち寄りください。
歴史ある空間で、新しい出会い・体験を楽しむ
『半田赤レンガ建物』では、お子さま向けから大人向けまで、様々な講座やワークショップが開催されています。新しい趣味の発見につながったり、お子さまの新しい興味を刺激したり、新しい友人ができたりなど、参加者の皆様で楽しむことができます。
「やってみたかったけど敷居が高く感じてて・・・」という方も、お気軽に旅の思い出作りに参加されてはいかがでしょうか。予約が必要な講座や、費用など詳しくは公式ホームページでご確認ください。
また、毎月第4日曜日に「半田赤レンガマルシェ」が開催されています。
地域の特色を生かした商品、フード、体験ができ、気持ちよく・楽しく過ごすことができます。海が近く、自然の多い半田だからこそ出会えるおいしい食材や、地元ならではの地産地消のフードメニュー、手作り体験など、新しい出会いと地域の魅力をたっぷり楽しめるマルシェです。
※半田赤レンガマルシェは、2025年1月開催を以て終了となります。
次回開催日時や出店者情報については、公式ホームページをご覧ください。
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